復活のルルーシュ ネタバレ
めちゃくちゃ不満なところとかがあるので一旦書いてみることにしました。何で私受け入れられないんだろう?って思って仕方なかったのでとりあえずつらつらと。
先に言っておくと私は腐女子で、スザルルの女でカレンが好きです。
不満なところ
①シャーリーの雑すぎる扱い
だったらTVシリーズ通り殺してあげて~~~何で小間使い扱いされてるの??ルルの死を受け入れられないとこにいきなり生きてるよ!って言われて廃人ルルをよく知らないC.C.の元に運んでって……TVシリーズのシャーリーならブチ切れかましてるわ
②C.C.の好みに再構築された変なルルーシュ
何故絶望するのか分からないし何故C.C.の叱咤激励だけで立て直すの?私たちの知ってるルルーシュは最初っから山ほど戦略練ってる最強の軍師だったぞ?
③敵キャラがみんな結局なんのために戦ってるのか全然分からない
Cの世界に行って色々やってたけど結局人類補完計画みたいなのが目的なん?それシャルルがやってたことと何が違うの?
④敵国の背景が明かされてなさすぎて何か可哀想
③と近いけど他のキャラも何で戦ってるのか微妙だし、姉弟や姉と兵士たちとかの絆を感じる描写もあまりなかったからなんだコイツら感がすごい。高木渉なんて特に。
しかも何か突然イエスマイマジェスティ!みたいな意味っぽい言葉唱えるけど先に言っといて?よくわからん言語がいきなりくるとビビるわ
⑤スザクにゼロの仮面を適当に渡して、かつ涙するナナリーを置いていくルルーシュ
だから誰だお前。
ゼロの仮面ってそんな簡単に貸し借りするものではないだろ!!スザクは「君のいない世界は孤独だ」って完全に愛の告白して、ナナリーが「またお兄様と一緒に!」って言ってるのに置いていくなんてお前絶対ルルーシュじゃない。シスコンルルーシュがナナリーを泣かせるのには大きな理由がないと有り得ない。ナナリーの願う優しい世界を作るためとか。向日葵の咲くあの日に戻ってくれ~~~~頼む~~~~
⑥最後の取ってつけた感
なんだアレ。マジでなんだアレ。
お前ら次誰にギアス継承しようとしてるの??撃っていいのは撃たれる覚悟があるものだけでしょ??撃たれる覚悟がある者なの??
⑦マリアンヌとシャルル
何で出てきたの?
良かったとこ
①カレンとスザクのルルーシュへの態度
カレンとスザクが本当に可愛かった………ちゃんと言うなら彼らは何も変わってなくて可愛かった……。カレンが戻ってきたルルーシュに抱きついて泣いてしまうところにもらい泣きしたし、スザクがルルーシュを殴るのにも泣いた。スザクは本当にルルーシュの嘘が嫌いだよね。それが良いことであっても悪いことであっても僕に嘘をつくルルーシュに拒否反応が出るんだと思う。しかし全くカレンにハグされて動揺しないルル……だからお前誰だよって感じるんだよな。
②戸田恵子と信長の兄妹
戸田恵子めちゃくちゃえっちだった………アンパンマンですよね………?乳輪出てたで………(端折りすぎ)
信長は絶叫させていくべきだと思うしメンヘラ役似合うよね。メンヘラってか人に依存して○○がいないとダメなんだって言っちゃう役。すこ。
③シュナイゼル殿下が眼鏡かけてた
死ぬかと思った。叫び出すかと思った。あれ生写真でほしいんやけどいくら積めばいい?
④怯えるルルーシュ
ひたすらかわいい
⑤スザルル
「ルルーシュなのか?」「確かめてみるか?」
頬に手を伸ばすスザクのところが意味分からないけどとりあえずえっち。今までスザクがルルの頬っぺ触るなんてシーンないよね??大丈夫よね創作では何百回も見たけど公式ではやってないよね??それキスする前のやつでは??
スザクが「君のいない世界は孤独だ」って言うの本当につらすぎて………誰かスザクを抱き締めてあげてルルーシュ限定な。最後もスザク1人で鎮魂の碑みたいなとこいたやん……何でルルはスザクを1人にしたんやろうか盆と正月には帰ってあげて……「僕と君がいれば無敵だ」とかスザク言ってんのにスザルル共闘も無かったの許さん……スザクの台詞全部が完全にルルーシュ愛してた……その点は圧倒的感謝……
良いとこ書いてるのに不満が湧き出てきた……
まとめると、私はルルーシュとC.C.には背中を預けられる相棒で、共犯者であってほしかった。実際TVシリーズではずっとそうだった。ルルーシュの彼女ポジションはシャーリーだったし、ルルーシュに片思いしているのはカレン。初恋はユフィ。だからこそ大切なもの=彼女と初恋の相手、最後に妹からの信頼を失ってなお立ち上がり続ける魔王ルルーシュの姿が美しく描かれて、その共犯者である魔女C.C.の姿があったのに。
何で最後手を繋いで歩いてんだ??違うだろう??プロポーズとかそういうのやるならせめて生存ルートに入ったシャーリーじゃないですかね……
今回のルルーシュ何も失ってないしぶっちゃけブリタニアの戦闘シーンがめちゃくちゃカッコ悪い。KMFはカッコイイし動いてる様はとても良い……でも何でカレンとスザクがいて共闘する!ってなってるのにそれぞれ別の敵とわちゃわちゃしてんの?それ共闘ではなくない?カレンとスザクが背中預けて戦ってたらめちゃくちゃ胸熱だったのに。
あとコーネリアス姉様もスザクもカレンもだけど指示待ちすぎな…あんな素晴らしい人間集まっといて何でみんなルルーシュ待ってんの?自分の力で戦えや。
ワガママでピザが好きで孤独な魔女のC.C.が好きだったのに何か面倒くさいお節介女に成り下がってて人間臭くなったね、貴方の望みであった死ぬ叶えられるんじゃない?って思った。
ルルーシュは死にましたね。完全に死にました。私たちが観てたTVシリーズのルルーシュ・ヴィ・ブリタニアはゼロレクイエムで死にました。アレはC.C.の台詞にもあったけどC.C.のワガママで作り出したルルーシュであってルルーシュではないものです。辛いです。
ジャニヲタを名乗る程でもないがHDDはジャニヲタのそれ
お久しぶりです。
主婦見習いという名のニートが仕事を始めた結果、開くことすら忘れていました。
では本題に入る前に少し家族の話をば。
母上と妹がジャニヲタです。2人ともeighter(関ジャニ∞のファン)であり、母上は村上信五、妹は丸山隆平のファン。さらに母上に関して言えば根っからのジャニヲタ、というかドルヲタでたのきんトリオの時代から全てを網羅したタイプの人間。よっちゃんが好きなの、少年隊はニッキが好きなの、シブがきはフックン、男闘呼組は岡健だよねキャー!カウコン親子共演ですってー!そんな母上に育てられ、かつテレビっ子の極みである私も順調にその道を歩んでるんです。木村拓哉はかっこいいとして育てられた。堂本光一は王子様だ。ただ……
めちゃくちゃ茶の間なんだけどね。
※茶の間……コンサート参戦せずにTVなどを見る人
では、何故私が多ステしてええと喚くジャニヲタが身内にいながら茶の間なのかを考えてみた。正月暇だったんだ。母上と妹エイタメ行っててお留守番してたから。
1.担当が曖昧だから
ジャニヲタには大概担当って言うのがある。誰ファンってやつ。誰推しってやつ。わかるわかる。私も大倉さん好き。松本さん好き。健人くん愛してる。もうキラキラ〜ってした王子様タイプだいすき。だけどね、、、
あらゆるタイプのイケメン揃えてて一人に絞れって酷じゃない!?
乙女ゲームだったら最初に一人攻略してハッピーエンド迎えたら次に別の人攻略させてくれるじゃん??でもそれ担降りとかって言われるでしょ??降りてないんだよ??降りてるつもりは1個もないんだよ??でも言われるでしょ??
大倉さんすっげえ好きですよかわいい。かっこいい。だけど安くんと一緒にいる瞬間の大倉さんが一番好き。シンメ厨だから倉安可愛い。でも亮ちゃん愛しい。にゅすでのシゲアキと亮ちゃんが好きだったこともあって亮ちゃん好きなの。だからすばるも好き。丸ちゃんも好き。そんな兄弟達を見つめる横雛夫婦最ッッッッ高!!!!
でもこれだとDDとか言われるでしょ??例で出したエイト界隈で虹色とかって言葉もあるでしょ??え??私がなりたいのはエイトの楽屋の観葉植物です!!!!わちゃわちゃが好きなの!!!!旅企画最高!!
2.茶の間で充分だと思える程に露出している
これ賛否両論あるだろうと思います。だってきっとJr担とか露出してねーーよ殺すぞ!!って人もいるだろうから。でも、所属グループの殆どが冠番組持ってる事務所って他にないよ??吉本を見てみろよグループ数ばっかり増えて全く出てきてねえんだぞ!!
だからHDDが埋まるんですすぐ。何なの??一時期月曜とか19時から25時までずーーーっとブルーレイ仕事してたぞ??新クール始まる前とかだと5時から1日中仕事してる時あるぞ??
さらにシングル、アルバムなどが出たら音楽番組の出演も追加される。CDTVの13位あたりに入ってその一瞬で叫ぶために見てるバンギャルの話もする??これ知らなーいって思われてる瞬間に絶叫するために待ってる人もいるんです。時々週間違えて「あれっ、えっ、いやもっと上にいる??あ、いやこんな上にはいないはず、あれ??あれ??」ってなる気持ちがわかるか??分からないだろ??
3.私が「支えてあげる」感がない
前述で分かる通り、私は芸人ヲタかつバンギャルなんですが。
「〇〇は結成当初から追っかけてて〜やっと日の目見た感じだよね!良かったよね最近いい感じで〜ハコもおっきくなってるし〜」
芸人ヲタとバンギャルって大体こういう奴がいる。黙れ。私が育てました感。因みに口に出さないだけで大体皆こんな事を思っている。古参だとか懐古厨とか言われてもそれが美とすら思っている。黙れ。分かったから黙れ。新規がいないと衰退するんだから。
でもジャニーズってあんまり育てました感出ないじゃない。まあ多少、嵐は昔より冠増えた良かったよねとか逆にAの嵐やってた頃が好きだったわとか、エイトも昔の尖ってた方が良かったよねとか、にゅすやかつんも昔の……昔の……あっ何故だろう涙が……
とりあえず芸人ヲタ、バンギャルを通ってしまうと売れてるやんって思ってしまう。私が支えなくても全然問題ないやって思ってしまう。CD買わなきゃライブ行かなきゃ、応援してますって伝えなきゃ感はとにかく薄い。言葉これで正しいのか分かんないけど貢ぎまくれば喜んでもらえる感がない。
更にジャニーズってプレゼントBOXないのよね。出待ちも勿論駄目です……よね??〇〇がこれ欲しがってたから次のライブまでに買わなきゃって下手すればチケ代よりもそっちの方が高いんだけど私バッカじゃないのって出来ないよね。まあもうとにかく貢げない。
とまあこんな理由で真正ジャニヲタ!を出来ないのです私。貢ぎたいんですクズなんです。尽くしたいんですダメなんです。かつ全員大好きなんですやばいんです。マジでやばいんです。こうしてHDDとウォークマンだけはジャニーズでパンパンの茶の間の出来上がり。
ただジャニーズの凄さはこれで全く不便に感じないことですね!このままで全然構わないんですよね!流石に母上と妹が帰ってきて「丸ちゃんが目の前を歩いた……ギャング衣装最高……」って言われた時は行きたいと思ったけど。行くなら彼氏を連れていきたい。男エイターにしたい。
深夜のダメ恋図鑑vs西野カナ
「深夜のダメ恋図鑑」という漫画がTwitterで流行っている。
深夜のダメ恋図鑑 1巻 尾崎衣良 - コミック小学館ブックス 公式配信
タイトルからして干物女の恋愛臭。また実写化される漫画ですねハイハイ。主演は綾瀬はるかかな?深田恭子かな?と思いながら試し読みをしてみた。
なにこれ超面白いやん。
これは漫画本を買わねば!と思いTSUTAYA、ジュンク堂書店、紀伊國屋もろもろに駆け込んだのだけど何処にも売ってない。何処も入荷待ち。店員さん曰くめちゃくちゃ売れてるらしい。SNSの力って凄い。
今回は何故この「深夜のダメ恋図鑑」が売れているのかを考察していく。
漫画版「スカッとジャパン」
「深夜のダメ恋図鑑」 は3人の女の子が主人公である。ダメな彼氏がいる佐和子、ダメ男しか寄って来ない円、少女漫画のような恋に憧れている千代の3人だ。1話完結でストーリーが進んでいき、毎回必ず「ダメな男」とのバトルがある。
尾崎衣良 『深夜のダメ恋図鑑』参照
めちゃくちゃ共感出来る。
更に必ずダメ男に対して厳しい一言が添えられているので読んでいる女性が「ああああああ分かる!!そう私もこれ言いたい!!」となるのである。
これはフジテレビで月曜20時に放送されている「スカッとジャパン」と同じ現象である。イヤミな課長、お局上司にイライラ…それに対しての逆襲が再現ドラマで作られている。そして「深夜のダメ恋図鑑」も同じ作りとなっている。そのため文字通り読後の「スカッと」感がウケているのである。
女子会と大衆居酒屋トーク
現代女子の「わかるううう!!」と言えば外してはならないのが西野カナである。例えば、このような歌詞がある。
ねえ Darling ねえ Darling
またテレビつけっぱなしで
スヤスヤ何の夢見てるの?
ねえ Darling 脱ぎっぱなし
靴下も裏返しで
もー、誰が片付けるの?
西野カナ 『Darling』参照
分かる。あるよこんな事。
同棲しているカップルの情景が浮かんでくる。痛い程に浮かんでくる。分かる分かるウチの彼氏もそんなんしてるもん。
「深夜のダメ恋図鑑」と「Darling」、情景は似ているのにこんなにも受ける印象が変わってくる。前者は貶していて後者はどこか幸せそうに描かれている。それは西野カナの曲作りが「女子からアンケートを取って作っている」事にあると考える。
「もーね、タカシったらさー帰ってきたらテレビつけっぱなしで寝てるんだよ(´・ε・`)」
誰だタカシ。
「Darling」の根幹にあるのはこれだ。そしてこれが語られる場は「女子会」である。
ここで私の定義する「女子会」を示しておきたい。
- 創作居酒屋的なオシャレ風な場所で開催される
- 食事の写真をInstagramなどのSNSに投稿する
- 参加者は大して仲が良くないため「女子会」としかその会合を名付けられない
- 男を排除した「女子会」という名前を付け空間を演出しつつ語られるのは9割男の話(女の悪口も大体男関係に起因する)
決してディスってる訳ではないです。
女子会トークで繰り広げられる「彼氏の愚痴」はどこか「幸せアピール」が含まれている。何故なら皆仲良くないから!大して仲良くない人に本気の彼氏の愚痴なんてぶつけない。「でも幸せそうだね」を言われたいだけのいわばビジネス不幸だ。西野カナの根幹が女子会にあるから「幸せそうな同棲カップル」の「Darling」が生まれるのである。
それに対して「深夜のダメ恋図鑑」である。この根幹は西野カナの正反対をいくだろう。つまり、女子会の逆である。
- え?予約取ってないから大衆居酒屋でよくね?和民行く?笑笑がいい?
- やっべ写真撮り忘れた!ていうかたこわさ撮っても意味なくない?
- 何か妙に仲良し
- 男を排除した結果言動がオッサン化している
こんなんやったことあるやろ!!
そしてそこで語られるのは本格的な愚痴だ。ガチでムカついている。もし「Darling」の歌詞をこの場で語るとしたらこうなるだろう。
「帰ってきたらさ、アイツテレビつけっぱでガーガーいびきかいて寝てんの。しかもいつもいつも靴下洗濯かごに入れないなら洗濯せんからって言ってるのにソファの下にポイッ。誰が洗うと思ってんのマジで無理、あ、芋ロック私のだわありがと」
そこに幸せアピールなどない。寧ろ「不幸アピール」すらしている。不幸と枝豆やたこわさをツマミに酒を飲んでいる。最終的にカラオケ行ってストレスを発散する。
ただここで注意したいのは「Darlingに共感出来る人は深夜のダメ恋図鑑に共感出来ない」のでも「深夜のダメ恋図鑑に共感出来る人はDarlingに共感出来ない」わけでもない。どちらの感情も1人の人間が抱きうる感情なのだ。
例えば、同棲を初めてすぐ、まだ蜜月期であれば放られた靴下も居眠りも「スヤスヤ」と表現することが出来るだろう。だけどもそれが何ヶ月も続いた後であればどちらに対してもイライラという感情しか抱けないのである。「深夜のダメ恋図鑑」と西野カナ、両者が「女子の気持ちを代弁している」「共感出来る」のは「誰でも抱く感情」であるからだろう。
「深夜のダメ恋図鑑」は前述の通り「女子会トーク」ではなく「大衆居酒屋で語られる愚痴」であることから、西野カナや「女子会」の類が苦手な女性であろうとも読んで共感しやすい。更に「スカッと」するのだから現代女子にウケるのであろう。
君の名は。とシン・ゴジラ両方観ろとりあえず
ネタバレ注意。
悪い事は言わない。両方観ろ。
ああああああってなるから。「君の名は。」観に行ったリア充は4DX楽しむつもりで行け。そして事態を重く受け止めろ。「シン・ゴジラ」観に行ったぼっちはリア充に囲まれることを恐れながら行け。そして色彩美にやられろ。
私はこの2つの映画が同時期に上映されていることの奇跡にめちゃくちゃ感動している。凄い奇跡だと思う。
何でかっていうと2つの映画に共通するテーマとして震災があるからなんだよ!!!!
しかも東日本大震災だ。3.11。地震が起こって津波が来たあの震災をどこか思い出させる描写が両者にはある。例えば、「君の名は。」だと1つの村が彗星が落ちたことでなくなってしまう。これはもろ津波とリンクする。津波に飲み込まれた街を想起した人めちゃくちゃ多いと思う。同じように「シン・ゴジラ」はゴジラが上陸して街が壊されていく、河川が反乱する、ゴジラの血が降るなどの描写がふんだんにある。地震を想起した人めちゃくちゃ多いと思う。どちらも目を背けたくなった人いるかもしれない。でも、だからこそ両方観ろって強く言いたい。
また面白いのが同じテーマ、震災を基に描かれたと見られるこの2作品だけど非常に対照的。今回はその事について書いてみたいと思う。
1.舞台が対照的
「君の名は。」で彗星が落ちるのは主人公の1人三葉が住んでいる田舎の小さな「村」だ。都内に住んでいるもう1人の主人公瀧が災害が起こったことすらピンと来なかったくらいに忘れられていた「村」が舞台となっていた。そしてその「村」とともに三葉が死んでしまうことで語り手から三葉を排除し、「震災地以外」に住む瀧が語り手となっている。震災について語るのは「震災地以外」なのだ。
「シン・ゴジラ」はその正反対、都心部にゴジラが現れて街を破壊していく。最初にゴジラが目撃されたのは東京湾、次に蒲田から品川、最後に鎌倉から東京駅と、日本の玄関というべき場所が多く舞台となっていた。「シン・ゴジラ」には明確な語り手が存在しない。そのため「震災地」にいる登場人物全てから悲惨さや現状を伝えている。このように全く正反対に舞台、語り手が設定されているのだ。
2.ストーリーが対照的
「君の名は。」では、三葉と瀧が恋をする。何故か。何故か分からないけど恋をする。身体が入れ替わった事でシンパシーが生まれたのか特別な存在となったのかよく分からないけど恋をする。更に三葉の人間関係、瀧の人間関係が明確に描かれる。三葉は田舎に住んでてお婆ちゃんと妹と3人暮らし、父親は選挙中で、友達は……と観た人間誰もが語る事が出来るだろう。瀧に対しても同様の事が言える。しっかりと登場人物の背景が三葉に関しては描かれている(瀧に関しては少し不足)。
対して「シン・ゴジラ」は作中で一切の恋愛感情が生まれない。尾頭さんと安田課長の手が触れ合って「ごっごめんなさい///」「安田さんは…謝ってばかりですね///」なんて存在しない。個人的には裏であってもいいと思うかわいいよ安田尾頭。そして観た人間誰もが登場人物の背景を語る事は出来ない。出来るとしたらめちゃくちゃ調べてるのかソイツの妄想だ。
3.アプローチ方法が対照的
「君の名は。」では災害に対して「未然に防ぐ」というアプローチの仕方をする。瀧が三葉を助けるために入れ替わり、村人を安全な場所に避難させるよう尽力するのである。災害が起こる前に立ち返り、最終的には避難訓練という形で村人を救うのだ。
一方「シン・ゴジラ」では既に災害が起こり、「どう立ち向かうか」を描いている。物語自体がゴジラが出現したところからスタートしており、出現したゴジラへの対応が主な軸となっている。更に最後ではゴジラの放射能への対応も述べられており、復興すら思わせている。
このように「君の名は。」と「シン・ゴジラ」の2作品は同時期に上映されていながら図らずも同じテーマにありながら両極端に描かれている。災害に対しての考え方の違いが見事に現れている。しかも、熊本の震災から4ヵ月後のタイミングでだ。これは凄い奇跡的な事だと思う。
ここからは私的感情。
「君の名は。」を観た時、私は落ち込んだ。もし本当にこのような事が出来るのなら、今も車中泊を強いられていたり避難所で生活している人はいないのではないか、先の震災で誰も犠牲にならなくてよかったのではないかと思ってしまった。
私の出身地は熊本市だ。幸い、親族は大きな被害を受けていないが、益城に友達がいたり、家にヒビが入ったり、近所の家が全壊したりという現実を見てしまっている。
誇りであった熊本城もこのザマである。
折角震災のショックから立ち直ってきた今に「君の名は。」が与えたものは正直堪えた。ファンタジーの世界とはいえ、「こんな事がもし出来るのであれば」と強く思った。
だけどもその後に「シン・ゴジラ」を観て、震災に対して強く立ち向かう政府や人々の姿に救われるように感じた。これからまたゴジラは動き出すかもしれない。だけどもまた誰かが立ち上がってくれる。尽力してくれる。そう感じたのである。
私が「君の名は。」と「シン・ゴジラ」の両方を観てほしい理由はそこだ。災害に対してファンタジーでのアプローチを行い、ハッピーエンドを描いた「君の名は。」を観た後で「シン・ゴジラ」というリアリティをもって立ち向かう人の姿を観てほしい。まだまだ日本はやれるのだと思ってほしい。
シン・ゴジラに人間ドラマが無いって言った奴出て来い
「シン・ゴジラ」も観たんですけど。
いや、あの、堪らなかった。凄かった。登場人物全てを愛おしく感じた。濃すぎる。深すぎる。とりあえず2回目行かなければいけないって義務感に取り憑かれている。
ネタバレしますよこっから。
よく言われているように「現代日本に謎の巨大生物が現れた時にどう挑むのか」。
東京湾で無人ボートが見つかったと思ったら海面が揺れる。地震?海底火山が噴火したの?って総理たちが会議スタート。皆が災害だという中矢口だけはネット情報を見て生物かと議論。まあ災害だろーって言ってたらテレビで尻尾ががっつり映る。さてこれは何なんだどうしようと更に会議。専門家呼んでみるが有益な情報得られず。
まあ上陸は無いよねーとか言ってたら巨大生物蒲田から上陸してきちゃう。京急線のごとく品川まで進んでいっちゃう。こうなったらと自衛隊出動。その時品川に到着した巨大生物が立ち上がり始める。自衛隊は攻撃できず。何故か何もしてないのに巨大生物は海に帰ってしまう。
巨大不明生物特設災害対策本部設置。大統領特使のカヨコがアメリカから来て巨大生物と関係ありそうな牧教授って人を探してくれと頼む。巨大生物の名前、ゴジラだと判明。ゴジラは体内で核分裂を起こしてそれをエネルギーに動いてる事が分かる。だったらシステムを停止するため凝固促進剤を体内に入れようと動き出す。
東京湾に帰ったゴジラが鎌倉からでかくなって戻ってくる。自衛隊がゴジラに攻撃開始。効かない。全然効かない。ミサイル使っても効かない。アメリカも攻撃開始。流石のゴジラもアメリカの爆弾には悲鳴を上げる。と思ったらゴジラ反撃開始。口からビーム背中からビーム!総理も皆やられてしまう。
アメリカはさっさとゴジラを消し去ろうと核兵器使用に動き出す。核を落とさせるわけにはいかないと血液凝固促進剤を集めまくり、ヤシオリ作戦を遂行すべく尽くしていく。フランスならアメリカを止められるかとアメリカ説得に回り、ヤシオリ作戦スタート。
動き出すゴジラの足に無人新幹線爆弾、無人在来線爆弾をぶつける。山手線中央線などなどがゴジラの足にどーん!転ぶゴジラに高層ビルがどーん!完全にゴジラの動きを封じ込めた状態で開いてる口に血液凝固促進剤を流し込む。まあそう上手くは行かずにゴジラも反撃してくるんだけど更に在来線爆弾ぶつけてビルで動き止めて血液凝固促進剤を流し込んで……立ち上がるゴジラ。しかしもうそれ以上は動かない。ついにゴジラの動きを完全に封じ込めることに成功した。総理、閣僚、皆が戦ってゴジラに勝利した、というとこで終了。
まあ話はこんな感じで、めっちゃくちゃ会議のシーンが多いし戦う割に「死ぬなよ…故郷のお袋が云々」だの「俺には結婚を約束した云々」が全く存在しないので「人間ドラマを排除した」という評がされるんだろう。人間ドラマ排除しなかったらきっとカヨコである石原さとみと矢口である長谷川博己のラブストーリーが入るだろうね。いらんわんなモン。
ただ!人間ドラマ、あったよ!!??寧ろ端々に人間ドラマ込められまくってたよ!!??行間を読め!!!!
特殊訓練を受けている腐女子…スイマセンただ頭がおかしいだけです…は常に行間を読むクセが出来ているからか人間ドラマを見出しまくっている。例えば矢口は「2世である」「選挙区は都内ではないこと」「40代で総理の座に就くと狙っているので上昇志向があること」などが1度観ただけで分かる。2世故の葛藤やら風当たりやらあったんだろうなとか、父親は総理だったのか違うのかなど考える事も可能。でもこれ深堀したら連続ドラマになるでしょ?だから人間ドラマは想わせるだけでいいの!
森さんって厚労省の人の携帯が一瞬映るシーン、あれで私は泣きそうになった。繋がらない電話と待受画面の奥さんと子ども。たった一瞬のシーンだけどあれだけで充分。これだけで伝わる。
これはキャストが素晴らしいというのもあると思う。総理が変わるんだけど、大杉漣さんから平泉成さんに変わる。最後に核を落とさないでくれと頭を下げ続けたのは平泉成総理。これは平泉成じゃないと駄目だと思う。大杉漣だと若すぎる、平泉成は戦争を知ってるからちょうどいい。頭を下げ続ける理由が深くなる。今調べたら平泉成1944年生まれなのね。大切な人を目の前で亡くしてるかもしれない感が強まる。本当に素晴らしい。
シン・ゴジラについて考察した点、タイトルについて。「新」ゴジラと「真」ゴジラとして見るなら現代日本が作れる、円谷プロが作れなかったゴジラ。そして「神」ゴジラでもあるだろう。神だから人に天罰を与えに来た、でも裁きはしないからシン・ゴジラには明確な死のシーンが一つも描かれていないのだと思う。更に、映画の中で誰も神に祈らなかった。カヨコとか超祈りそうなのに祈らない。それは「神」がゴジラ自身だからではないかと思う。
ゴジラが何なのかについては、奥さんを核に殺された牧元教授なのだと考える。これは監督が庵野だから使徒=人間、使徒=ゴジラ、ゴジラ=人間という事からにプラスして、牧元教授が残した本が「春と修羅」であるから。牧元教授自身が修羅となったのではないかと思う。
だからこそ核落とすエンドではいけなかったんだろう。核で始まった復讐を核で終わらせたらきっと新たな復讐が生まれてしまうからね。
更に核で終わらせなかったのは初代ゴジラが核で終わらせた事にもある。初代ゴジラは核で終わらせて0にしてしまう終わり方をしてるんだけど、シン・ゴジラは0には還さないで1から作り直す事を選んでいる。ゴジラも、人も全てを無くす事はしてない。あった事実も東京タワーもスカイツリーというシンボルも無くす=0にしてしまうことをしたくなかったのではないかと思う。核で終わらすエンド=戦争で、このゴジラは災害だとも思うけどその話はまた今度。
さて、ゴジラ=人間の話に戻すと東京湾→蒲田→品川→鎌倉でゴジラって進化してるんだけどその過程がもろ人間の成長。腹這いハイハイが出来るようになって、立てるようになって…が人間と同じ。
後は前述の通り「明確な死のシーンが無い」のはゴジラが人間を取り込んでいるのではないかとも感じた。核分裂だけでなくて人間を取り込むことで成長しているのではないかな。
とまあこんな感じで思った事を羅列したけどとにかくめっちゃくちゃ面白いから観てない人観てこい。凄いから。特に無人在来線爆弾とか高層ビルがゴジラ倒してるのは今までゴジラに倒されてるだけの存在がゴジラ倒してる!!って思えて感動するから。何か冷静に考察してたけど実際見てる時は、
長谷川さんかっこいい!竹野内豊ああああああ!あ、何か甘利さんぽい人いる!ふふっ防衛大臣小池百合子っぽい!あああ市川実日子仏頂面かわいいよ!!ん??津田寛さん??ああああああ高橋一生来たああああああえっ今の古田新太?ピエール瀧?あれ斎藤工??あっちゃんさっきいた??俳優無駄遣いすんな!!小出恵介と石垣佑磨一瞬かよ!?ああああああごめんなさいとか高橋一生かわいいいいいいいいしゅき………石原さとみいいいいいいいいいいああああああ凄い……凄い………凄い…………かわいい……かっこいい……凄い………あ、おわった……あ、小池百合子協力してやがる……あれZARA無くない……?
って感じになれるから是非。
君の名は。って千と千尋と同じじゃん
ついに興行収入100億を超えたという「君の名は。」。私も見に行った。人が多いの嫌だわと思って平日に行ったのに満席。しかもアニメ作品なのに見渡す限りリア充リア充リア充。よかったわーこれ1人で行ってたら完全にこっちがやられてたわー。と思いながら映画スタート。始まってからずっと「ん?」「ん?」って思うところがあったんだけどエンドロールで確信した。
これ、千と千尋の神隠しやん。
というわけで何で千と千尋なのか、君の名は。はどういう物語なのかを解説していこうと思う。ネタバレするよ。寧ろネタバレしかないよ。
「君の名は。」はどんな話かというとすっごい大まかにすれば「転校生」と「時をかける少女」を200mlずつくらい入れて「魔法少女まどか☆マギカ」をちょっと加えた感じ。時をかける転校生。うん完全にほむらちゃんだね。ほむほむだね。しかもこの「時をかける転校生」ってワード映画のパンフレットで氷川竜介が使ってて笑っちゃったね。
岐阜の山奥にある神社の孫娘三葉と東京に暮らす瀧が夢の中で入れ替わるようになって、それぞれの生活を楽しんでいるうちに実際に会ってみたくなる。三葉が瀧に会いに行くも瀧は気づいてくれない。瀧も会いに行こうとしたが三葉の住んでいた村は2年前に彗星が落ちてきたことで無くなっている事を知る。瀧は御神体へ向かい、もう一度入れ替わって三葉や村を救うために働きかけ……まあまた入れ替わり戻ったりするんだけど最終的には彗星から村の人々を救って大人になって東京で2人が出会うハッピーエンド。って感じ。良かったねえ。良かった良かった。同僚(リア充/ヲタク要素が1つもない)に「君の名は。」どうだった?と解説させたらだいたいこんな答えが返ってきた。「何かよく分かんないけど良かった!」楽観的だね。だからお前はリア充なんだ。
粗筋を聞いてどこが千と千尋だと思っただろう。そうだね喋る動物が出てきたわけでも夏木マリがぶち切れたわけでもない。だけど随所に散りばめられているメタファーがジブリ作品と同じ。ジブリってメタ分析に最も適した題材で、最も初歩的なメタファーが埋め込めていて寧ろジブリがメタファーを作っているのではって程だから。というわけで「千と千尋」と「君の名は。」の共通するメタファーを解説していく。
1.トンネルを通る
まずはジブリ作品を読み解く上で最も初歩的なメタファーであるトンネルについて考えていく。ジブリってやけにトンネル通りたがるよね。サツキもメイもポニョもトンネルを通る。千尋も勿論トンネルを通って不思議な世界に辿り着く。ジブリにおいてトンネルを通るとだいたい異世界に連れていかれる。
そして「君の名は。」でもトンネルが出てくる。御神体へ行く途中、あれがトンネル。そして瀧がトンネルの中で三葉と入れ替わるんだ。それまでは「夢」を介して入れ替わっていたのにここでは「夢」を介さずに入れ替わる。これはトンネルの中=異世界だからこそ出来たことだと思えば納得いくよね。「異世界」とは何を指すのか。これはずばり「あの世」だと思う。まあそれは三葉のおばあちゃんがはっきり御神体のある方を指して「ここからはあの世」だって言ってるわけだし三葉も死んでた事になってたわけだから「あの世」だろう。「君の名は。」は「この世」と「あの世」 の境界線上の物語として考えることが出来る。
2.女性の成長
「君の名は。」の主人公三葉。そして「千と千尋」主人公の千尋。どちらも物語の中で大きく成長している。というか成長せざるを得ない状況下にある。それは「両親の不在」だ。三葉は母親を亡くしており父はいるが家にはいない。千尋は両親ともにいるが豚になってしまう。両親を排除することにより主人公は成長する。親がいなくても子は育つんだよ悲しいことにね。
では、「はいここで成長したよ!」って目に見える箇所はどこかというと、千尋に関しては「腹痛を訴える」シーン。これは初潮を迎えたのだと都市伝説で言われているけど私もそうだと思う。
三葉に関しては「髪を切る」シーンだ。瀧に気づいてもらえなかった=失恋したから、ということで髪を切っているんだけどそれだけではなくて「組紐を瀧に渡したから」成長したのだ。千尋の成長を初潮、と言ったけど三葉の成長は「初体験」だと考える。組紐の赤色は血の色で、月経の象徴で、女性の象徴で。それを瀧に渡した=初体験だと見える。
因みに瀧も成長している。瀧の家族として出てくるのは父親のみで女親は不在。父親もほぼほぼ不在。瀧もまた成長せざるを得ない状況下にある。
3.電車からの脱出
物語のクライマックスでは電車に乗った2人がすれ違い、そして出会う。それだけではなくて電車は何度も何度も出てくる。しかも山手線。
「千と千尋」でも電車のシーンは出てくるよね。その駅の1つに火垂るの墓の節子がいるとか都市伝説もある。「千と千尋」において電車は「来たる場所で降りるため」に存在している。電車は「宿命」に近いものを描くために存在する。会社に行くために電車に乗ら「なければならない」でしょ?そういう事だよ。描かれてはいないが、違う駅で降りてしまったら千尋は現実世界に戻って来れないのだと思う。
「君の名は。」も同じく「来たる場所で降りるため」に存在する。何回も代々木駅の名前を目にしただろう。代々木駅通る度に思い出すんじゃないかなってくらい。だけど最後に三葉と瀧が出会ったところのモデルは東村山市だ。山手線上にないらしいね。これがミソで「来たる場所で降りなかった」から出会えたんだと思う。
そして山手線はぐるぐる回っている。そこから外れるのは輪廻からの脱出を思わせる。何度も何度も繰り返してようやく出会えた=前前前世の歌詞がマッチしているのはそういう事だと考える。
更に三葉が東京に出てきたのは家系という運命から脱出していることになる。これも輪廻からの脱出の1つではないかなと思うね私は。
4.名前を忘れる
人って何にでも名前をつけたがるよね。子どもにもペットにも台風にもすぐに名前をつける。ウチの母親なんて自転車にも車にもパソコンにも名前をつける。愛着が持てるそうな。因みに自転車の名前はチャーリー。
愛着云々は置いとくとして名前をつけるのは何故なのかは名前が無いと物事を認識することが出来ないから。他の名前のないその他大勢ではないと認識するために名前をつけなければいけない。
「千と千尋」では千尋が自分の名前を忘れそうになる。名前を忘れるとあの世界から出られなくなってしまう。同じように「君の名は。」は夢から覚めると相手の名前を忘れ続ける。だから日記には備忘録としての役割もある。名前という個を認識するものを喪失する以上、2人は出会えない世界線にいるのだと思う。そこから脱出したのは前述の通り。
こんな感じで「千と千尋」と「君の名は。」はだいぶ似通ったものがあると思う。だからこそヒットしてるんじゃないかな。潜在的なテーマが近いから同じように人の心に響いているのではないかと考える。
三葉に特別感を持たせすぎて瀧は何で彼じゃなければならなかったのか、が分からなかったのは頷けなかったけど。瀧が瀧である意味が深く描かれてないと入れ替わる理由も恋愛感情に至る理由もないんだけどなあ……好きになることに理由はないのかな。
メタファーから「君の名は。」を見てきたわけだけども、本当にストーリーは面白かった。どうして?どうして?を深く考えない方が楽しく観れると思う。私は何で2年前の女の子と現在の男の子が入れ替わるのかはファンタジーだと思うしかなかった。
徒然なるままに
文章力を上げるためと、最近何も書き手っぽいことしてないな、感想書きをする癖を付けたいなということでブログをしてみることにしました。
今回は簡単な自己紹介。この記事で私の嗜好や傾向とかどんな事を書くのかを感じとってもらえますと幸いです。
蠍座のA型という最も厄介だと言われる種族の人間です。福岡住みです。成人済。
趣味は読書、音楽鑑賞、映画鑑賞、テレビを観る、お笑い、ライブ参戦、料理、執筆、カラオケ、ネイルアート、メイクなどなど。
広く浅くところどころ深くがモットーです。あ、腐女子です。
好きな作家は太宰治、東野圭吾、湊かなえ、乙一など。漫画アニメは銀魂、黒子のバスケ、家庭教師ヒットマンリボーン、おそ松さん、月刊少女野崎くんなどなど。
音楽はJanne Da Arc、Acid Black Cherry、シド、東京事変、椎名林檎、ALI PROJECT、RADWIMPSとかとか。所謂バンギャではあります。
お茶の間ではありますがAKB48は中西智代梨推し博多贔屓、乃木坂は高山一実、秋元真夏推し、ももクロは高城れに推し推され隊贔屓などそれなりにドルヲタでもあります。原点はモベキマスというかモー娘。というか後藤真希。彼女に出逢った瞬間落ちたのはもう仕方ない。
ジャニーズもお茶の間ですがデビュー組ばかりをそれぞれそれなりに愛でてます。お茶の間なのは現場に行く覚悟がないから。因みに母と妹が強火エイターです。
お笑いは今お茶の間になってますが現場行ってました。キングコング、LLR、犬の心、グランジ、NON STYLE、平成ノブシコブシ、ピース、次長課長、チュートリアルなどなど。東京吉本5期と大阪吉本22期を追いかけてました。大阪13期は神。base黄金期とageage黄金期が世代だから仕方ないね。
声優は鈴村健一に落ちて櫻井孝宏、杉田智和、谷山紀章、中村悠一、鈴木達央とかに埋まって抜け出したかなと思ったら小野友樹でまた転がり落ちました。小野賢章、細谷佳正、木村良平、島﨑信長、松岡禎丞などなど。
好きな俳優は柴咲コウ、栗山千明、松田翔太、北村一輝、山田孝之、神木隆之介、高橋一生などなど。
前述の通り広く浅くところどころ深くなのでなんやかんや好きなものが増えていきます。
基本的にはドラマだったりバラエティだったり本だったりの感想や日常的な事をつらつらと書き綴っていくつもりです。
宜しくお願いします。